今年も残り約2週間余りとなりました。
「師走」の文字の如く、大掃除やクリスマスの準備、新年に向けての様々な準備に、毎日走るように大忙しですね!
最近、保育園では2歳児クラスの子ども達が少しずつ「なぜなぜ期(質問期)」に入りました。
昨日夕方の散歩中に、ガス屋さんがプロパンガスの交換を行っているのを保育士が発見!すかさず子ども達に「ガス屋さんがガスの交換してるね」と話をすると
ある子どもが
「先生、ガスって何?」と質問を投げ掛けてくれたのです。よし!と思い、子ども達にいざ説明しようとしましたが…そもそもガスってどう説明すれば良いのか…。
中々の難題に困り果ててしまった、夕方の保育の一場面です。
※「なぜなぜ期」に突入した子どもは、「なんで?」「どうして?」と大人を質問攻めにします。あらゆることを問いかけてくるので、答えに困ってしまったり、丁寧に答えられなかったりすることもあるのではないでしょうか?
保護者の方にとっては大変な時期と言えますが、子どもの思考力を育む大切な時期でもあると考えられています。
「なぜなぜ期」の子どもは、脳の発達とともにたくさんのことを吸収できるようになっていて、好奇心が高まり、思考力も伸びると考えられているので、保護者の皆様は子どもが「なんで?」「どうして?」と質問してきたら、子どもと同じ気持ちや目線になっていっしょに考えましょう。
正解を答えたり、先回りの説明をしたりすると子どもから自分で考える機会を奪ってしまうことになります。「なんで?」「どうして?」と聞いてきたら、「なんでかなぁ?」「どうしてだと思う?」と反応して、まずは子どもの気持ちに寄り添ってあげることが大切です。
分からないことは親子で一緒に調べてみる過程が大事です。 好奇心いっぱいの子どもは疑問に感じたことを何でも聞いてきます。保護者の方に共有したい気持ちからくることもあるため、知らないことを質問されても、「知らない」の一言で終わらせるのは避けて、「どうしてだろう?」と応えてみましょう。